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みなかみ町説明会 その2

前回の更新(みなかみ町説明会 その1)から2ヶ月近く間が空いての更新です。
ごめんなさい。
なお、念のために前回の日記を簡単に紹介しますと「出会った瞬間から妙に顔見知り風のみなさんに圧倒されて、"きついっす"とメールを出す僕を乗せたバスはみなかみ町へ向かった」です。
かなり端折ってますが、大体そんな感じです。

みなかみ町観光商工課

ともあれ小雨混じりの中、みなさんを乗せたバスはJR上毛高原駅前にある「みなかみ町観光協会(みなかみ町観光商工課)」の建物へと到着しました。そこから先の説明会でのできごとについては、映像で記録が残っていますので、僕の下手くそな文章で説明するよりも、まずは現実をご覧いただければと思います。


【色々な意味でキビしかった説明会】


【袋叩きの説明会 後半戦】

その上で、あえてこの記録に書き残すとすれば、やっぱり「先輩の"みんなカミーング"は今でもキビしい」と思うし、「三上(今回の事件の黒幕でナインクルーズ社の社長!)のBGMがなんで"ツァラトゥストラはかく語りき"なのかは今でも理解できない」ですし、「説明会が終わったあと(!)の30分に渡る質疑応答の袋叩きは2度とやりたくない」です(苦笑)

結局、三上たちナインクルーズ社の乱入と、様々なプレッシャーに押された僕たちのしどろもどろな対応で説明会はグダグダなままに終わりました。そして、僕と先輩がみなさんを説明会場からお見送りして、ひと息ついていた……まさにその時に「あの男」がみなさんの前に現れたのです。そして、あの男が手渡した名刺に書かれていたIDとパスワードから、この事件はさらに大きく動き始めました。

あの男からのメモ

<余談1>
実はこの日は観光商工課のフロア自体はお休みで、僕たちのためにわざわざ職員さんが会場を開けてくださったのです。なお、当日みなさんが受け取られた袋の中身は観光商工課のみなさんが前日に用意してくださったもの、そして小荒井製菓さんの生どら焼きは先輩のおごりだったのでした。

<余談2>
説明会当日の写真は、黒猫探偵団の会議室や、当日参加された方がこちらで共有してくださっています。正直、当日は一杯一杯で写真を撮る余裕もありませんでしたので、これらの写真を見ていただく方が雰囲気は伝わるんじゃないかと思います。
ちなみに下の写真は、ちょうどみなさんのバスがJR水上駅を出る頃に撮影された石坂先輩の写真です。(撮影者は僕ではありませんが、ある人から入手しました♪)

石坂先輩!


<本当にどうでもいい余談>
事件が解決したあとに気付いたのですが、実はあの男「タバコを吸わない」んです。でも名刺を受け取った方は喫煙所で受け取ったとおっしゃっていましたよね。不思議に思った僕は、あの男に理由を聞いてみました。いわく「タバコを吸っている方が謎の男っぽいから」だそうです。……聞くんじゃなかった。
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みなかみ町説明会 その1

説明会が行われたのは6月18日の土曜日。

あんな唐突なお願いだったにも関わらず、たくさんの方が参加を表明してくださり、逆に受け入れる町側が説明会前日まで会場を二転三転させるというドタバタぶりでした(笑)
僕はと言えば、緊張のあまり、ろくに眠ることもできず、当日は朝5時に目を覚まして心の準備をしていました。

みなさんに初めて直接お会いしたのは、マイクロバスの待ち合わせ場所だった新宿スバルビル前でしたね。
最初に僕が驚いたのは、なぜか見知った雰囲気のみなさんの会話でした。あの時の僕は、ただでさえプレッシャーでおなかが痛くなりそうなのに完全にアウェイ感満載で、「どうすればいいすか」と添乗員さんをチラ見していました。それなのに、そんな僕を横目に添乗員さんも、なぜかみなさんとすぐに打ち解けていたんです。

歓迎、ご一行様!

そして、僕が添乗員さんにも取り残されていたその頃、待ち合わせ場所の向かいにあるみずほ銀行の前では、この日からしばらくの間、ミステリアスな人物として名を馳せるあの人がワケのわからない練習をしていたようです。(僕は、このことを過去視の情報で知りました)
今思えば、このときにあの人の存在に気付いていれば、事件はもっと早く解決したんじゃないかとか、のちの迷コンビは生まれなかったんじゃないかとか、色々あります。

そもそも、待ち合わせ場所のすぐ近くにまで来ているわけですから、あの人も新宿で名刺を渡すつもりだったんでしょうね。そして、これはおそらくですが、どうやって名刺を渡すか考えているうちにマイクロバスが行ってしまったんでしょう。僕にはなんとなくわかります(苦笑)



そうこうしているうちにバスが動き出し、全員の自己紹介が終わっても僕の緊張は解けません。車内にただよう「お前のわずかな言動も見落とさないぜ」的な空気があまりにも厳しくて、一度だけ石坂先輩に「きついっす」とメールを打ちました。(この言葉の意味を数時間後に先輩もかみしめることになるのですが、それは「みなかみ町説明会 その2」で書きます)

そのあとはサービスエリアでみなさんに囲まれながら食事を取ったり(さらに緊張!)、短冊に願い事を書いてみたりしながら、雨に煙るみなかみ町へと向かいました。まさか、この緊張以上のあんなことや、こんなことが起こるとは知らずに…。

SAでの願い事

<余談>
10月に入って、すっかり更新が滞っていました。ごめんなさい。なんとか寒い夏が終わる前に書ききりたいと思います。
そして今日(11月8日)は、石坂先輩の誕生日です。おめでとうメールを送ったら「まだ24歳です!と言い返せなくなった」と言う返事が届きました(笑)

手紙が届いた人いませんかー?

6月2日から数日かけて、石坂先輩から届いたCD-Rをジャーッと発送した僕でしたが、数日経ってあることに気付いてしまいました。
そうです。「CD-Rを送った人に連絡を取る方法をすっかり忘れていた」のです。
カレンダーは既に6月6日になろうとしていました。説明会まで、あと2週間しかありません。
ですが、これだけ続けて追い込まれると、正しい判断かどうかは別にして、人間、なにかひらめくもんです。

このとき、僕がひらめいたのは、5月の帰省前に先輩から「知ってる?」と聞かれて、アカウントは作ったものの、そのまま放置していたツイッターのことでした。そう。とにかくツイッターでつぶやいておけば、ひとりぐらいは応えてくれるんじゃないかと考えたわけです。いま考えると、無理ありまくりのアイデアですが、その日から僕は誰ともわからない方たちに向けて、つぶやき始めました。


6月6日:3回つぶやく → 反応なし
6月7日:2回つぶやく → 反応なし
6月8日:5回つぶやく → 反応なし

………ヤバいです。まったく反応がありません。

6月9日。とにかく数をつぶやくしかないと考えた僕は、授業が終わるたびにつぶやきました。そして夕方までつぶやいたものの、なんの反応もなく、今日もダメかと思ったその時、僕のつぶやきを見つけてくださった人がいました!

最初に見つけてくれた人

最初に声をかけてくれた!

そこから先の数日は、本当にあっという間でした。次々と色々な方から声をかけていただき、ハッシュタグを使うことや、フォーラムのこと、ツイッターのアイコンを変えることなどを教えてもらいました。

もっとも、この間の会話をひとつひとつ振り返っていると、ただでさえ遅いこのブログの更新がさらに遅くなってしまいます…。ですので、このときのみなさんとのやり取りは、こちら(twilog)で見ていただければと思います。今、見返すと、まだみなさんと打ち解けていない感、バリバリです(笑)

そして、そのような中、6月13日にこのブログを立ち上げたいなどという、今考えると無計画で無鉄砲で無謀な提案を僕がしたわけです………。

あの頃の自分に説教したい

この記録の最初に少し書きましたが、このもの凄くゆるやかに更新されているブログは、6月の説明会について広くみなさんに知っていただくために作ったはずでした。それが説明会準備のバタバタでひとつの投稿もできないまま、みなかみ町の魅力を伝えるページにしようとか、これまでの情報をまとめようとか、次々と役割が変わるものの、一度も更新されないまま、夏を駆け抜けてしまったわけです。

ブログがあまりに更新されないので、実は更新するつもりはなく立ち上げるフリだけだったんじゃないかとか、なにか秘密があるんじゃないかとか言われていましたが、「本気でブログを更新しているココロの余裕が1ミリもなかった」のが真実です。それぐらい、今年の夏は一杯一杯でした。あの時、色々とアドバイスいただいた方、どのブログがいいか投票して下さった方、本当にごめんなさい。

ともかく、こんな感じで2週間を過ごして、僕は6月18日の説明会当日を迎えたのです。

行くぜ、みなかみ! 眠いけど…

例のアレ

上手くいかない就活に追われ、先輩の頼みなど、すっかり忘れていた僕の元に「例のアレ」が届けられたのは、5月25日頃だったと思います。そう、石坂先輩から、50枚を超えるCD-Rが何の前フリもなしに届けられたんです。

例のアレ


とりあえず僕は、CD-Rの入った袋をそっと押し入れに放り込み、よくわからない現実から逃げようとしました。あ…いや、正確には逃げたのですが、無駄でした。

♪ 部屋の窓の向こうに〜 ♪

石坂カスタムと僕が心の中で呼んでいるiPhoneから着メロが流れてきました。もちろん相手は石坂先輩です。
完全に凍りついている僕とは対照的に、先輩はいつもの調子で「送ったCD-Rを僕の友人に渡すこと」「みなかみ町で起きている問題についての説明会を6月18日に行うこと」「できるだけ多くの人にCD-Rに収録されている岸町長からのメッセージを見てもらって、説明会に来てくれるようにお願いすること」を話してくれました。最後に「みっちゃん、よろしくね」という嬉しくも致命的な一言を残して……。

僕の頭の中でゴールデンウィークの光景がフラッシュバックし始めます。
あの時、僕は「みっちゃんって、友達たくさんいる?」と先輩から聞かれ、思わず「まあ、いるっすよ」と答えました。………もちろんウソです。そりゃ、友達がまったくいないワケじゃありませんが、こんな突拍子もないヘビーな話を信じてくれるほどの深いつき合いの友達は、正直いません。ですが、僕のその返事を信じて、先輩は大量のCD-Rを送ってきたわけです。

これは、もう大問題、人生最大のピンチです。
今さら先輩に「すいません。実は友達いないんです」なんて言えるわけがありません。「あきらめたら、そこで試合終了ですよ…?」なんてマンガの言葉を思い返してもみましたが、この時の僕は完全に行き詰まっていました。

でも、そんな僕に、神様はちゃんと次のラッキーを用意してくれていたんです。

5月30日。僕は中野坂上にある会社へ説明会を受けに行きました。その帰りに立ち寄ったマクドナルドで黄色いシールの貼られたUSBメモリを拾ったんです。「落とし物かー、警察に届けないとなー」と思いつつも、好奇心からメモリに何が入っているのか確認したくなってしまったのが運の尽き……あ、この場合は尽きたというよりは、満ちていたんですけど。

ともかく、僕はアパートに戻り、拾ったUSBメモリをPCに差し込みました。そこには、たくさんの方の氏名と住所が書かれたリストがジャーッと入っていたんです。説明会の日がせまり、かなり追い込まれていた僕は、こんなラッキーがあるのかと思いました。そのあとのことは勢いで済ませたんで記憶にないんですが、2日ぐらいかけてCD-Rに名前と住所を書いて、ポストに投函したことを覚えています。

もっとも、この時の僕はCD-Rを送ることに夢中で、送ったあとのことなど、少しも考えていませんでした……。

USBメモリ

グンマの休日

事件の始まりは、ゴールデンウィークでした。

その頃の僕は(今でもそうですが)就職活動に追われて、なんとなく落ち着かない日々を過ごしていました。
そんなときに石坂先輩から、みなかみ町に戻って来て欲しいと呼び出されたのです。僕としては、年末の帰省以来、久々に先輩と会えることもあり、ちょっと浮かれて帰省したのですが、そんな期待は(これまた今でもそうですが)キレイにスカされました。

観光案内所


感動の再会もないまま、先輩に観光案内所の3階へ引っ張っていかれた僕の目に飛び込んできたのは『土地買収問題について』という、これまたワケのわからない議題。結局、議題にあまり興味の持てなかった僕は、観光案内所に貼られていたポスターや、くるくると動く先輩の横顔を見て、ぼへーっとしていたのです。1時間に1本あるかないかの電車の音、送迎バスが来なければ静かなみなかみ駅前、遠くで聞こえる利根川の音。ふと気がつくと、目の前に先輩の顔がありました。

『いい、みっちゃん。頼んだわよ』

この状況で、この距離で、僕が先輩の頼みを断ることなどできるわけがありません。とりあえず『6月にみなかみ町で行う説明会に町の外から人を呼び込むために何かするんだなー』ぐらいの大雑把な認識で首を縦に振りました。今振り返ると、ここが運命の分かれ道だったんすね(苦笑)

そう言えば会議のあとに湯原の温泉公園で先輩が言ってました。
『この町はこれから変わっていけなきゃいけない。でも、それはこの町の人たちが自分たちの手で決めることだと思う』って。あの頃から先輩は、みなかみ町の現状と問題を冷静に見てたんだなーって思います。

ともかく、それから後のことと言えば、先輩から藤原仙人のキーホルダー(Twitterのアイコンにした天狗のヤツ)をもらい、ひとまず東京に戻り、先輩の頼みは『まー何とかなるかー』と頭の片隅に追いやって、また就活に追い立てられていったわけです。例のアレが届くまでは。

お守り